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第13章 「溺愛オナペット」
「そうだね。先に殴っちゃったらこっちが責任取らされることになるし…」
「がこんだけ我慢してるんだから俺も我慢できるよ。家、帰ったらさ、とにかくまず貴重品全部持って動ける準備すること。荷物まとめたら連絡して?近くで車待機させてる」
「うん。分かった…。あのね、お金とかもその…」
「暗証番号知ってんのか?」
「………うん」
「あ~ッマジか。クソ。カードは?普段、が持ってるの?」
「カードも手帳も私が持ってるけど、パスワードとか全部教えちゃってる。私、全部覚えられなくてスマホに書き込んでて…」
「なら、問題解決するまで全部止めよ。何してくるか分かんないし、俺も読めない。は警察ごとにしたくないんだろ?」
「うん。話したくないこと全部話すの無理だし…」
「そうだな…。今までやられてきたこと全部、こいつを訴えてやる!っていうこと全部言わなきゃ証言にならない。金の問題はひとまず解決して、明日から仕事だよな?」
「うん」
「普段、電車通勤だろ?メールや電話は無視できても接触されるのは一番まずい。俺が車で送り向かいするからそれでいい?の安全を第一に考えたい」
「そうしてもらえたら嬉しいんだけど電車がダメならタクシーとかはどうかな?やっぱり くんに負担は掛けさせたくないし…」
「俺の仕事、在宅だから気にすんなって。の会社はセキュリティは厳しいのか?」
「どうなんだろ…。周りに誰か彼かいるから、もし乗り込んできたとしても…いや、会社休んだ方がいいのかな。もし、周りにっ、バラされたら……っ」
変態ビッチだと会社にバレたら生きていけない。
そうだ。忘れてた。
は証拠写真をたくさん持ってる。
ヘンな写真を送って来いって、自分で撮ったりもして…。
「。、しっかりしろ!!」
「ひッ」
「あ、ごめん、怒鳴ったりして。大丈夫か?」
「うん……ごめん。ごめんなさい…っ…」
やっぱり と別れるなんて無理だ。