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第12章 「オレは男だ!!~このまま拉致ってレイプしてやろっか?~」


 パコパコとはめ合っている様子を眺めていた は携帯をいじり出す。

「…もう飽きてんのかよ」

「んやぁ♡折角だからタトゥープレゼントしようかなって♡」

「ははッ、そいつはいいな。街歩けねぇじゃん」

「歩けねぇつーか軟禁確定♡奴ならそうする」

「の動きはどうなってる?」

「数時間後には此処へ乗り込んでくる。でもこっちはもぬけの殻♡女の生死を確認しねぇとヘマ出来ねぇからな♡」

「 は俺が殺る」

「アイツは強ぇかんなー♡予約完了っと」

 は幻覚を見はじめていた。
 どうしようもない倦怠感に襲われ、手足が震えて痺れ、粗ぶった神経が会話もあやふやなものになっていく。

「一日寝ないだけでアレか…?」

「リンチとレイプで消費してるからね~♡脳ミソゲラちゃうでしょ」

「そーいうもんか…」

「そうそう♡アイツらに早くビデオまわしてぇなー♡タフな女だよ、ちゃんは」

 夜に拉致されて、そこから24時間近くの集団レイプ事件。
 お昼過ぎには男達に解放され、起こされる必要もなくなったは死んだように深い眠りにつく。

  はを彫師のもとへと連れて行った。

「手はず通りにお願いしまぁす♡」

「はいよ」

 知り合いの彫師は男物のTシャツを捲り上げた。
 その下はなにも履いておらず、彫師はカミソリであそこの毛を顔色ひとつ変えず剃っていく。
 ペン先でガリガリと引っかくスジ掘り。
 その後、黒くつぶしを入れ、仕上げ塗りをする。

 完成したタトゥーをみて は満足げに笑みを浮かべた。

 それから場所を移動し、無理くり起こされる。
 は白目を剥きだしながらもゆっくり の視点に合わせるように、瞳孔を定めていく。

「あ。起きたぁ?」

「…… …」

「そう、俺♡これからとヤり合うから、お姫様のちゃんはバイブマシーンでお留守番な♡」

「……い…ゃぁ……」

「の奴らには、ちゃんは一人でオナって待ってるって伝えておく♡じゃあね♡」

カチッ
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