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第2章 「先輩♀と同僚♂の不倫現場に遭遇した結果」
とは特別親しくはないが、すれ違えば時折会話を交える程度。
仕事ができるから文句はない。
いいニオイもするから申し分ない。
顔もスタイルも良いからぐうの音も出ない。
だけども。
憧れの先輩に手を出した。
同じ職場に旦那さんがいるのに…!!
やっぱり許せない!!
「──よし。これで忘れ物なしっ!」
二回も三回も、四回もチェックしたから大丈夫!
実家暮らしに甘えていた学生の頃とは違う。
社会人になって早数年なのだ。
熊本に着陸すると人気者のくまモン(※展示台)に出会えて、はしゃいだ気持ちで早速記念撮影をしてもらった。
「また隠れくまモンみ~つけたっ!写真お願いしまっす!」
「はーい。じゃあ撮るわよ」
くまモンと後輩ちゃんと一緒に記念撮影。
先輩も誘ったが、一枚だけ撮ってあとは撮影する側になってくれるということで甘えることに。
「後輩ちゃん引いてるぞ。頼れるクールな先輩で行くんじゃなかったのか?」
「くまモンですよ!?テンション上がらないんですかっ!?」
「いや、お前がいいならそれでいいんだけど…」
ボソッと呟くのは課内の先輩。
くまモン可愛い。
めっちゃ癒される。
テンションが上がったは誰よりも楽しみ、作り上げてきた先輩像の原形を留めず目を輝かせていた。