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第2章 「先輩♀と同僚♂の不倫現場に遭遇した結果」
「新人諸君。君達の歓迎会を祝して社員旅行を開催いたします」
似たような名目で毎年恒例の社員旅行。
一昨年は自分が新人という名目で参加したが、去年は不幸続きで参加する気分になれなかった。
しかし今年は…。
「先輩っ!一緒に温泉入りましょうねっ!」
一昨年もこんな感じで 先輩にすり寄っていた。
やっぱり女同士だけども興味がある。
だって見たいじゃん。
憧れの先輩のは・だ・か。
とはいっても全然いやらしい意味合いではなく、もっと仲良くなりたいとかそういう大部分を占めていて…。
「今年は九州、熊本温泉かぁ…」
「も参加すんの?」
「!!?」
勢いよく振り向くと爽やかなスーツを纏った同僚の 。
見上げる高さにある整った恵まれた顔。
よくもまあ平然と話し掛けられたと怒りにも軽蔑にも似た黒い感情が渦巻く。
「僕の顔になんか付いてる?」
「いや…見惚れてたわけじゃないので」
「そうなんだ。でも良かった」
「?」
「熊本っていったらアレだよな。は九州行ったことある?僕は高校の修学旅行で沖縄と九州の三か所巡ったことあるけど」