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第10章 「トリップしたら異世界エジプト王宮だった」
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祝いの席の準備のため、また十人の女中に囲まれた。
全身をケアするように頭から爪先まで磨かれるように施され、はただただ体を預けるのみ。
それが終わると花嫁衣装が登場し、装着したは唖然とした。
「ちょ、待って!?これ着て人前に出るの!?」
ニッコリと笑う女中。
これはまるでエッチな三角ビキニだ。
上も下も全然隠れてない。
「!!祝いの席の準備が整ったようだ!!式を挙げるぞ!!」
一人で悶々と考えていると衣装を代えた が目を細めて笑ってくる。
「貴様はなにを着ても似合ってしまうな」
「そうじゃなくて!!この格好で人前に出るの!?こんな…、出ちゃってるのが花嫁衣装なんてあんまりだよぉ…っ」
乳首は丸見え、おまんこは三角布が垂れているだけで捲れてしまえば丸見えになってしまう。
心持たない話どころではない花嫁衣装。
「は俺の花嫁だ」
「それは…分かってるけど」
「と俺は頑丈な愛で結ばれている。決して晒しものにしたいやましさなどないのだ。俺の花嫁をみなに紹介させてくれ」
「………」
エメラルドグリーンの瞳に真剣に見詰められ離せなくなる。
これも全部 王子の愛。
愛があるからこそ、花嫁にこんなエロい格好をさせて立ち回らせたいらしい。
「わ…分かった…。信じてるからね」
「ああ」
「?」
足を一歩進めたが、ジッと見つめてくる 王子。
この欲情したような眼は……
「ほらやっぱりぃ…!」
「ああッ、俺の花嫁はなんて美しいんだ…!!」
ずぷぷっ
体を持ち上げられ、三角布の隙間からペニスを穿いてきたのだった。