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最強剣士小隊長【ダイヤ・イルマ】

第9章 スピアヘッド5


貴方side

ハン『〈レギオン〉の戦術や編成傾向の分析は、私達ハンドラーの職務の一つです。読まれないから送らなかったのだという事はわかりますし、それはこちらが悪いのですから怒りませんが、これからはきちんと作成してください。私は読みますから』

シ「読み書きは苦手なんです」






貴「…」呆

ダ「…ほんといい根性してんのな」呆


咄嗟に出たシンの適当な言葉に、呆れてる私達







セ「…まぁ、強制収容所に学校なんてなかったからね」

ハン『あ……ごめんなさい!』
 




 



カ「ま。苦手というか面倒だろう?アンダーテイカー」

シ「!」ピク


カ「っ!!」汗

 











………




ハン『…アンダーテイカー?』

シ「……わかりました」


ハン『これまでのものも送ってください、全部』

シ「ミッションレコーダーのデータファイルでいいですか」

ハン『駄目です。書いてください』



発言を漏らしたカイエは、おずおずと様子を窺いながらぱちんと両手を合わせて勢いよく頭を下げる
けど、シンは片手を振りながら気にするなと表してる。

 








ハン『分析ができれば対策が取れます。精鋭の貴方がたの戦闘記録なら尚更に。全戦線の損耗率が下げられますし、それは貴方がたにもそうなのですから、どうか協力してください』

貴「…」








 

ハン『そういえば、文書の日付が随分前のものでしたが、どなたかから引継ついだのですか?』

ラ「ああ。これは最初っからだぜ、俺が会う前からずっとやってる」






ハン『ヴェアヴォルフは、アンダーテイカーとは以前からのお知り合いなのですか?』



カ「大半がそうかな。例えばアイリスとブラックドッグとスノウウィッチはスピアヘッド入隊以来同じ隊だし、私はファルケと一年一緒。

ラフィングフォックスとガンスリンガーは一昨年から、それにアイリスは前は数ヶ月だけラフィングフォックスと一緒のとこだったし。

アンダーテイカーとヴェアヴォルフの隊にいて…たしか二人も、会ってからは二年くらいになるんだったか?」


ラ「三年だ」











ハン『従軍してもう、どれくらいになるのですか…?』



カ「皆四年目、というところかな。ああ、アンダーテイカーは一番長くて、今年五年目だ」
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