第60章 ありがとう5
セオside
ダ「…」
シ「…?……ダイヤ、顔赤いぞ。熱でもあるのか」
ダ「!!え、いや、ち、違うっ!…えーと………」
ハ「シンは鈍いなー。ダイヤは、単にレイカの裸を想…」
ダ「止めろっ!!聞こえたらどうしてくれんだよ!?!」冷汗
セ「……変態」ボソ
ダ「違うっつーの!!//」
シ/ラ「…」
ダ「……頼むから、その哀れみみたいな表情やめてくれ」
レイカ関係にて、いつも以上にダイヤをハルトと一緒に誂う
シ「…ダイヤ、いくら好意を寄せてるからって…」
ダ「だから違うって!!…………てか、何で知って…!?」
ラ「いや、気付くだろ」
ハ「早く告白しろよー」
ダ「……っ出来たら苦労しねーよ!!」涙
ハ「ヘタレだなー、相変わらず。…………まぁ、もう1人ヘタレは居るけどな…」チラ
セ「!!」
チラリと、自分を見ながら話すハルトに驚愕。
そうだ……気持ち、知られてるんだっけ…
ラ(…今のハルトの台詞……まさか、セオも…?)
ダ(やっぱり……セオも、レイカを…)
シ「…?」
セ「………っでもさ。良かったじゃん、ファイドがボイラー見つけてくれたからこうしてお風呂はいれて」
ハ(…ちぇ…話変えるし…)←
自分の気持ちは聞かれたくなく、話の流れを無理やり変える。
ファ「ピコッ」
ラ「そうだな。帝国の奴等、燃料ごと置いて逃げってったんだな」
ダ「…九年放ったからしでもまだ使えるなんてな」
セ「良いもの使ってたんだねー」
シ「そのおかげで風呂を楽しめる。よく見つけたな、ファイド」
ファ「ピッ!ピッ!」
シ「……っふふふ……あはははっ」
全「…」
シンが笑ってるのは初めてみた為、僕達は驚いてる。
兄貴を弔って以来、今まで無表情なシンは表情豊かになっていた