第59章 ありがとう4
ライデンside
シ「何でもない、多分大丈夫だ。気付かれても居ないし、かち合うこともないと思う」
ラ「…レギオンなのか?」
シ「…そうだな」
ラ「……ひょっとして、何かしんどいのか?休みたいならあの当地家は見付かりにくいし、もう少しのんびりしても良いと思うぜ」
シ「…っぷ!ふふふっ…」フルフル
ラ「!お前なっ」
シ「悪い。言ったろ、レギオン達の声が聞こえるのは慣れてる。
市廃棄に来て数は増えたけど、そこまで負担には感じてない」
ラ「そうは言うけど、お前っ…」
クレ「あ、いたいた!」
セ「はぐれないでよっ、子供なの?」
ア「…あら。お邪魔だったかしら」
貴「2人には悪い事したねー」
遠くからレイカ達が呼ぶ声が聞こえる、何人か勘違いしてる言葉も聞こえるが。
そんなアイツ等を追いかけようと、シンは歩き出す
シ「戦闘がない分、今は楽だ。心配ない」
ラ「……了解」
☆☆
セオside
夜、ファイドが見つけてくれたボイラーのおかげてお風呂を沸かせた
今は先に女子達が入っており、僕達は近くに座っていた
……のは、良いんだけどさ
クレ「うはああー!!……あったかい〜…」
貴「…クレナ、声でかいよ」
ア「そうよ。あんまり大声出すとレギオンに見つかるからね」
クレ「だって気持ちいいんだもんー。時間経ったらちょっと冷めちゃうだろうし、シン達も一緒に入れば良かったのにね〜」
ア「ほら、そういう所よ。いつまでも妹扱いされるのは」
貴「そうだね」
クレ「…ブクブク……っ妹じゃないもーん!!」
貴「わっ…」
クレ「一緒に入れば洗いっこも出来るし、合率的?かつ衛生的?でしょ!?」
ア「…もしかして、確信犯?」
クレ「…確信犯…?」
貴「知らないんかい…」
………
ラ「………シン、お前何でクレナはあんな中身が成長してねぇんだと思う」
シ「…それを俺に聞かれてもな」
ハ「ただ単に、中身は子供って事でしょ!」←
ラ「…ハルト、お前ってたまに毒舌だよな…」
女子達の会話が丸聞こえである