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最強剣士小隊長【ダイヤ・イルマ】

第58章 ありがとう3


ライデンside


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昼を食べ終え夕方あたり、街を見に廃墟同様のギアーデ帝国という場所に来ていた











貴「…」

ダ「……やっぱ、こういう服気になるか?」


貴「!!……まぁ…一度はさ、こういうワンピース?とか着てみたかったなぁー…ってのは、ちょっとあるだけ」

ダ「……絶対似合うよ!間違いなく!!(俺が見てみたい…)」キラキラ


貴「……何で、ダイヤがそんな目輝かせてんの」













 
ハ「おーい!!」

ア「レイカー!ダイヤ君ー!」

クレ「早く来なよー!!」






貴「あ、うん」

ダ「今行く!」
















…………







ラ「…シン」

シ「?」


ラ「前から思ってたけど、やっぱダイヤって…レイカが好きだよな」

シ「………そうだな。俺でも分かるくらいだしな」









前を歩く2人の会話や表情をチラリと観ていた。


何となく分かってたが、鈍感なシンにすら気付かれている

しかも、たまに積極的な行動が意外とあるダイヤだから恐らくレイカ以外は気づいてる



…まぁ、見た感じまだ恋人……ってわけではなさそうだな。













古びた服屋で話しをしてるレイカ達を観ながらも、俺達も街を歩いていく








ラ「こうやって観たら、アイツらも普通のガキだな。まぁ、俺もそうだけどな。
皆元々は彼方此方の街の、何処にでもいる普通のガキだった。戦争がなきゃ、会ってないんだもんなー。俺達」

シ「…そうだな」



ラ「……ギアーデ帝国。ひょっとして、少しくらい懐かしかったりするのか?」

シ「いや、両親が生まれた国だったってだけで俺は来るのは初めてだ。
親の事もほとんど覚えてないし、知らない国だって印象しかないな。そういうお前こそ…」




ラ「ああ。元を辿ればすげー前の先祖がここの出身らしいが…まぁ、所詮ここも俺達の故郷じゃねーよな………?」

シ「…」




ふと隣を見るとシンが居なく、近くを見ると止まりながらトンネルの先を見ていた














ラ「……どうした?」

シ「…」スタスタ







パシッ








シ「…?」

ラ「勝手にどこ行く気だよ、ガキか」




トンネルの中に入りそうなシンの腕を掴み引き留める
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