第49章 さよなら1
貴方side
___
星歴2148年 9月28日
全「…」
私達は、最初の偵察任務場所に到着するが周りは沢山のレギオンの数々
ハ「……すげー数」
ラ「こりゃまた、この辺のレギオン総出でお出迎えですってか…」
シ「………………っ!!」
"シーーーーーーン!!!!"
シ「…っ…」ニヤ
全「!?」
突如、叫びながらシンの名前を呼ぶ声が。間違いなく、シンのお兄さん
"シン、シン、シーン!!!"
ラ「シン!この声は…」
シ「先に行け」
貴「え!?」
シ「森の奥に入ってしまえば早々見つからない。やり過ごして先に進め」
ラ「おいっ!」
シ「ライデン、それにレイカ。2人に指揮を任せる」
貴「え、ちょっとシン!」
ラ「お前は…」
シ「倒してから行く。片付けないと進めないし、進む気もない。…………それに、逃してくれる気もなさそうだ」
シンの声は、今まで聞いた事のないくらい楽しみな感じの声帯に聞こえた
ラ「……っ一緒に戦えって言ってくれればよ…」ボソ
貴「…断る、それは聞かないよ。全員で戦い抜く」
シ「!」
ラ「レイカの言う通り、誰が聞くか。仕方ねぇから俺達が他を片付けて支えるから早く片付けろ!!」
シ「………はぁ。馬鹿だな」
貴「それはお互い様」
ラ「……死ぬなよ」
ライデンは、シンにそう告げる。
シンはお兄さんが居る方へ向かっていく背中を見ながら、私達は他のレギオンを相手にする
☆☆
バンッッ バンッッ
私達は、他のレギオン達を相手にしてるけど…
ア「…おかしいわ!私達をシン君から引き離そうとしているっ!」
ハ「どうなってんだよ!?」
クレ「これ…」
セ「レギオンの戦い方じゃないよね!?」
ダ「……まさか…」
貴「…あの黒羊の指示だ」
ラ「やっと兄弟水入らずだからな…」
お兄さんが、他のレギオン達に指示してるんだ
シンと、戦いたい為に