第45章 行こう2
ライデンside
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シ「いいよ、仕方ない。ありがとう」
ラ「……キノ達のか?」
シ「ああ。チセの機体だけは、どうしても見つからなかったらしい」
ラ「それで……破片も見つからねーか。まぁ、あんな砲撃食らっちゃあな」
シ「ああ」
ラ「気にしてねーようだが、一応言っておくぜ。お前のせいじゃねーからな」
シ「…」
シンは、ファイドに頼んで亡くなった4人の機体を探しに頼んでたらしいが……チセだけは見つからなかったらしい
ラ「…次は直接基地を狙ってくるかと思ったが、意外とこねーな」
シ「今日の攻撃は、新型の試し打ちついでみたいなものだろ」
ラ「…ついでで4人か」
シ「完成すれば4人どころか、共和国は滅ぶ。
俺達はどーでも良いが、少佐はそうも行かないだろうな」
ラ「……ふーん?」
シ「…何?」
ラ「別に?」
……あの無関心なシンが、誰かを心配するなんてな。ましてやハンドラーを
シ「いずれにせよ、新型は未だ沈黙したままだ」
ラ「わかるのか?」
シ「あの声は覚えた。それに、向こうの指揮官は…もう撃たせないだろう」
ラ「…?」
シ「………見つかった」
ラ「!兄貴が!?」
シ「向こうも俺に気付いた、次からは取りにくる。
俺には最良の展開だが、お前達には貧乏くじだな」
ラ「…」
シ「…どうする?明日死ぬ前に、今日首を吊っておくか?」
ラ「!………っ冗談じゃねぇ。最後まで着いていくぜ、我等が死神」