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最強剣士小隊長【ダイヤ・イルマ】

第44章 行こう1


貴方side


___


星歴 2148年 8月27日




あの後、基地に戻り各自休みながら過ごしていた。

勿論、全員明るい表情の者は居ない




幸い基地は狙ってこないみたい


だけど、しばらくしたら"特別偵察任務"が言い渡されている。

名前は普通だが、主に最後の任務と言っていいだろう















コト
 


ダ「はい、寝る前に」

貴「……ありがと」


居間に座ってたら、温かいミルクを入れて渡してくれたダイヤ。










ハ「…ダイヤ、俺には?」

セ「僕も飲みたいんだけど」



ダ「俺をこき使うなっ………鍋に残ってるから自分で淹れてこい」

セ「あるんだ」








そうダイヤが言うと、2人はリビングに歩いていく。

と同時に、隣にダイヤが座る








貴「……寝ないの」

ダ「レイカが寝たら寝る」

貴「え」


ダ「……というより。まだ皆起きてる、多分寝れないんだろうな」

貴「…うん」








さっきの出来事にて、いつ来るかの死への恐怖。

長年戦ってきたけど、やっぱり死ぬのは怖いのは当たり前


あの明るいハルトですら、あれからずっと黙りながらダーツやってたしね












ダ「…………あのさ。言って良かったのか」

貴「何が?」


ダ「両親の事、少佐に……あんなにアルバを嫌ってたのに」

貴「今も嫌いだよ、これからも。許せる日が来るかは分からない………ただ」

ダ「ただ?」





貴「……他のアルバとは、何か違う感じなんだ少佐って。
セオにあれだけ言われても、シンの事を怖がらずに向きあってきたのも……初めてでしょ、あんなハンドラー」

ダ「…確かにな」

貴「だから、話しちゃったのかな。不覚」ボソ





長年嫌ってきたアルバには変わりない。

けど、やっぱりどこか気にしてしまうのは………少佐には、心を許し始めてるのかな…






ダ「……何だかんだで、心配してたんだな」ニコ

貴「!!ち、違うし!」













ハ「何?何の話?」

ダ「レイカは、少佐を本当は心配してるって話」


セ「そうなの?」

ハ「へぇー。レイカがね〜」ニヤ



 

貴「……っ違うって言ってんでしょ!!//」



からかう3人に、怒鳴りながら黙らす私であった
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