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最強剣士小隊長【ダイヤ・イルマ】

第18章 死にたくない9


貴方side

ラ「要するに囮ってわけか。お姫様みたいな声して大したもんだ」

ハン『…レーヴェは仰角取れません。高台にいるガンスリンガーには直接砲撃は出来ませんし、砲撃位置にも…』


ラ「勘違いすんな…悪くねぇ案だ。そうだろ、ガンスリンガー?」



クレ「…皆の助けになるなら、何だってするよ」

ハン『…』

クレ「新しい地図でも見つけたの?便利だね」


相変わらずクレナは冷めながらも、ハンドラーに会話していた




ハン『…後で転送しましょうか?』

ラ「良いのかよ。86に軍事機密の地図なんざ渡して」

ハン『構いません。活用しないで、何の情報ですか』


貴「…」




ラ「…へぇ、言ってくれるねぇ」

ハン『それから。貴方達は86等ではありません、少なくとも私はそんな風に呼んだ覚えは…』

ラ「へいへい。…っと、来るぞ」
























☆☆



敵が現れ、次々とレギオンを倒していく私達



カ「目標撃破。第四小隊、移動する」



ハン(……?このレーヴェ、どうしてこの位置に…?)




カイエは、木々の向こうに飛びこみ左側面を狙うべく疾走する。












すると…



ハン『そっちはダメです!キルシュブリューテ!!』

カ「え?」



いきなりハンドラーが叫びキルシュブリューテを止める














カ「…っえ、湿原…?ここに…?……動けない、あ……嫌だ…………死にたくない」


ハン『っ!!』






その声と共に、レーヴェに振るわれキルシュブリューテは横殴りにされ吹っ飛ぶ
 

キルシュブリューテが、カイエが敵に殺された瞬間だった…






































__




数時間後、戦闘は人終わりになる。

1人の仲間の死を、確認しながら







ハン『…状況終了。戦隊各位、お疲れ様でした』

全「…」


仲間を亡くし、私を含め全員答えない




ハン『…キルシュブリューテの事は、残念でした。私がもっとしっかりしていれば…』
















セ「……残念?何が残念だよ?アンタからしてみれば86の1匹や2匹、どう死のうが家に帰ったらすっかり忘れて夕食楽しめる程度の話だろ?」


ハン『……え…』
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