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【呪術廻戦】Gentil Infection【五条悟】

第1章 五条悟も風邪を引く


『なんか悟の様子を見てるとまだ食べられそうかなって。無理だったら食べなくて良いけどバナナとみかん混ぜたヨーグルトね』
「あっうん…ありがとね?」

カチャ、と小さな座卓をベッドまで引き寄せてそこにスポドリと僕の手のグラス、それからパウチ入りのゼリー飲料を乗せて僕を見た。

『で……何か用だった?』

にっ!と笑いかけた後に僕はの唇にキスをした。体温差もあってひんやりとしたキス。

「ありがとうね、の悟君からのキスです!」
『そ…そう、ウン…ドウイタシマシテ…?』

離れてしまえば少し寂しい、ちょっとひんやりとした体温が恋しい。
はちゃんと寝てなよ、と僕の頭を撫でてまた学校へ行ってしまった。放課後に帰ってきてくれる、ただそれだけで僕は安心して居られた。
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