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テイルズオブヴェスペリア フレン夢

第2章 花の街ハルル


「フレン隊長!」
ソディアが坂を駆け上がってくる。
戦況報告を聞き、もう一度ハルルの樹を見上げて一人頷いた。
「結界を直そう。このままではキリがない」
「そんな暇あるのかしら?」
すぐにから否定の言葉が上がる。彼女が『探し物』のことを暗に示しているのはフレンも理解している。
「わかっている。だが放ってはおけない」
ここで任務を優先して民を切り捨ててはデイドン砦の騎士と何も変わらないし、それはフレンの目指す騎士ではない。
何か言いたげなソディアを視線で封じ、に向き直った。
存外に彼女は機嫌が良さそうな様子であなたって面白いわね、と言う。
「魔導器ならアスピオよ。東にあるわ」
学術閉鎖都市アスピオは帝国直属の施設だ。協力も得やすいだろう。
フレン小隊は一泊して明朝出発することになった。
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