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テイルズオブヴェスペリア フレン夢

第8章 ギルドの巣窟 ダングレスト


無事ダングレスト周辺の魔物は討伐したが未だに魔物たちの様子は異常な上、ドンは部下を引き連れてどこかへ行ってしまった。
「不在ならば致し方ない。兵も疲弊しているし休息としよう」
ダングレストには入りにくいがギルド・ド・マルシェなら分け隔てなく物を売ってくれるはずだ。
「それじゃあ私は出掛けてくるわ」
フレンよりもソディアに向かってが言う。
「情報収集した方がいいでしょ。魔物の凶暴化に少し心当たりもあるの」
「街の中ならばいいだろう」
真面目な顔でソディアが頷く。ウィチルや傍にいた騎士が笑いをこらえていたのは見なかったことにした。
「……、私もダングレストの様子を探りたいんだが」
「騎士の身分を隠してってこと?」
少し驚いたように言うに肯定して可能だろうか?と付け加える。
「そうね……少し待っていて」
是も否も応えず考える素振りを見せた後、は街の中に行ってしまった。ソディアの視線がどことなく痛い。
「敵前視察は問題だろうか?」
「いえ、我々にはギルドは未知ですから……必要な行動かと」
「お待たせ」
戻ってきたは麻袋をひとつ持っていた。
「知り合いの服よ。フレンの顔は目立つけれど、これを着ていれば何も言われないわ」
「ありがとう。着替えるから少し待っていてくれ」
フレンは袋を抱えてテントに向かった。
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