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テイルズオブヴェスペリア フレン夢

第8章 ギルドの巣窟 ダングレスト


次の任務が完了するまで同行することを約束したフレンは翌朝を伴って小隊の待機場所に向かった。
既に小隊は整列してフレンの命令を待っている。
「ソディア、隊の準備は?」
先頭のソディアに声をかけると早朝にも関わらずいつもと変わらない仕草で敬礼して見せた。
「万全です、いつでも出発できます。……、貴様はまたふらふらと!」
「ごめんなさい。」
いつものお小言にも苦笑気味だ。ソディアも言わなければ収まらないのだろう。逆に言えばそれ以上問い詰めるつもりもないようだ。
「ウィチルも準備を整えたぞ。荷物があるなら早くしろ!」
言うだけ言ってウィチルの荷物を積みに行ってしまった。
やや置いていかれた感のある二人が顔を見合わせる。
それからため息をつくにフレンは苦笑した。
「私が着いていくことに何の疑問も持ってないのね」
「当たり前だよ。さあ、ダングレストへ行こう」
「……北ね、森の中をジグザグに進むけれどそう遠くはないわ」
見つめる先はまだ鬱蒼とした森だが、フレンの胸は期待に満ちていた
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