第13章 【レムナン】さがしもの
次の日、なんやかんやあってSQのコールドスリープが決まった。
彼女がグノーシアだったのか、人だったのか、
私にはわからなかったし、確認する術もない。
ただ、レムナンは少しホッとしてそうだった
その夜、レムナンとまた少し話をした
「――ルゥアンでは、助かったって思いました……。
でも……あんな人が、いるなら、
助からなかった方が……良かったのかも」
「それは違う!そんなことを言っちゃ駄目だよ」
思わず、少し大きな声が出てしまった。
レムナンが面食らったような表情をしている。
……怖かったかな。違うといいけど
「あ……はい。
その……そう、思っていたんです。
……昨日、までは」
「でも、アカリさん、みたいな、人に……出会えたのは、
良かったと……思います」
そう言うレムナンの表情は、それまでとは違い、柔らかかった。
「だったら、生き残ろうよ。
せっかく助かったんだから」
「そう……ですね。うん」
もっといろんなものを見てほしいなって。
生きてほしいなって思った