第6章 【ラキオ】QUESTION
Day 3
「次元波の測定結果……です。ジョナスさん……ジョナスさんは、グノーシアです!」
「ははっ、違うよ。まがい物がボロを出したね!ジョナスはグノーシアじゃなかった」
今日はジョナスを凍らせることになった
ジョナスは白なんだけどね。……まあいい。
これで明日のドクターの調査結果でレムナンがグノーシアなのがわかるだろう
あとはセツが生き残ってくれるのを祈るだけかな
ーーー
今日はいつまで経ってもアカリは部屋に来なかった
いつもだったらすぐ来るクセに
……だから何だっていうンだ。そもそも居ない方が集中できるし、むしろ清々するじゃないか
彼女がいたらミスで今度こそ機材を破壊するかもしれない
それに、いずれこの船を降りたら、居ないのが当たり前になる
……
――結局、彼女のことばかり考えているじゃないか。
居ないのにアレコレ考えるくらいなら、側に置いておく方がまだマシだと判断して、僕は彼女を探しに行くことにした
全く、どうして僕がわざわざこんなこと……
そう思いながら扉を開いた
「わっ……、あ、ラキオ」
「ッ!」
……。開いたら、目の前にアカリがいた
「もしかして、どこか行くつもりだった?……ラキオ?」
「……ハァ。」
「……?」
……なんだか酷く疲れた気分だ
「――え?さっきまでどこにいたかって?
食堂でご飯食べてたけど……。なんかシピが張り切っていっぱい料理作っちゃってさ」
「……ハァ。
――いいけど君、そっちじゃ無いよ。間違えないでよね」