第5章 #04 「はじめまして」
「待ったよヒーロー。社会のごみめ。」
後ろにいた弔さんは、そう吐き捨てた。
そうだ、社会のごみだ。
目の前にいるみんな。
出久も含め、ヒーローを目指している者なんか。
と、目の前に立ち塞がったモノが。
『脳無くん……?』
目の前には、あの仲良くしてくれた脳無の姿だった。
脳無は言葉を口にしない。
だが、目の前にいるオールマイトから守るように、わたしの前に立ち塞がった。
ーーー守ってくれるんだね。
『ありがとう。でもね、わたしも戦うよ。』
一緒に。目の前のごみを。助けてやろう。
わたしは翼を広げ、脳無の頭頂あたりに飛んだ。
脳無は一目散にオールマイトに突っ走っていく。
「CAROLINA SMASH!!!!!!!!」
同時に、オールマイトの拳も振われる。
わたしも脳無のサポートをすべく、オールマイトに重力の塊を放っていく。
繰り広げられる爆発。
その瞬間、オールマイトの体は脳無と一緒に地面へと飲み込まれていった。
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