第5章 #04 「はじめまして」
--- 相澤 side
数で圧倒してこようとする敵の数。
生徒を守りつつ、この場をしのがなきゃいけない。
「あの数じゃいくら個性を消すといってもーーー!」
緑谷の言う通りだ。
一芸だけじゃプロヒーローは務まらない。
俺は長期決戦には向いていない、短期決戦型。
ヒーローのサポートがあるまで耐えなきゃならない。
「あいつは見ただけで個性を消すっつうイレイザーヘッドだ!!!!」
「消す〜??俺らみてえな異形型も消してくれんのか!?」
「チッ!!!!」
片っ端から個性を必死に消し、捕縛布で確実に捉えていく。
だが、節々に感じる。違和感を。
「クソッ、体がーーーー」
「重いだろう?」
手を身に待とう青年が一気に詰め寄ってきた。
伸ばされた手をうまくかわし、体を地面に擦らせた。
段々と動きが鈍くなってきているのは分かる。
ふと上を見上げると、
妙な生き物と
白い翼を大きく広げる、雄英の制服を着た少女がいた。
ーーアイツの個性か。
「アイツに手は出すな」
先程の青年がさらに振りかぶって攻撃をしかけてきた。
誰なんだ、あれはーーー
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