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太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第40章 作戦



杏「話を聞くのは…俺だけで良いか?」
し「泰葉さんと…お父様も事情は?」
杏「あぁ、勘づいている。」
し「では、お父様にも。炭治郎くんにも聞いてもらいましょうか。」

炭治郎も?

杏「竈門少年は、その話は…」
し「いえ、炭治郎くんの耳にも入れておきたいのです。」

杏「承知した…。
では、案内しよう。」


杏寿郎は泰葉と炭治郎を呼び出す。
そして、隊士達には指示を出し、監視役に千寿郎をつける。
千寿郎は剣士にはならなかったものの、
兄の鍛錬には慣れていたので、隊士と一緒にこなすことができる。
よって、誰も文句は言えない。


客間に待つように通され、杏寿郎は槇寿郎を呼びにいく。
しばらくして槇寿郎も同席し、しのぶの話を聞くことにした。


し「朝から訪ねてすみません。
どうしてもお伝えしたいことがあります。
まず、今私は珠世、愈史郎という鬼となった者と一緒に研究をしています。」

その言葉に泰葉以外の3人は目を見開く。

し「しかし、この2名は鬼殺隊に協力し、鬼舞辻を倒すことを目的としている為、私たちに害はありません。
そして、もしかしたらご存知かもしれませんが、
私が先日、お館様の部屋の前を通った時のお話をします。
衝撃的な内容かと思いますが、どうぞ最後まで聞いてくださいね。」



しのぶは目を瞑り、整理するように話し始めた。



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