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太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第38章 新たな協力者



それから一週間ほど。
泰葉は鬼舞辻を倒すため、色々な薬作りに協力をした。

出来上がったのは

「飴?」

し「そう。薬より飴の方が持続力がある。
効果は薬と同じ。なので、隊士には上弦や鬼舞辻と対峙した時に舐めてもらいます。
そうすれば鬼と同じように回復できるはず。」

「なるほど…。」

それから、珠世としのぶによってできあがった薬。

効果は3つ。

・人間戻り
・老化
・分裂阻害

そして
珠「泰葉さんの細胞をいただいて、もう一つ効果を入れられました。」
「細胞破壊です。」




鬼を人間に戻す薬は3本作られた。

鬼舞辻に打ち込む1本。
禰󠄀豆子に一本。
そして、予備に一本。


体質が変動する禰󠄀豆子には一本では効かないかもしれないと読み、予備を用意したのだ。



そして、大きな問題。

これをどうやって鬼舞辻に打ち込むか…だ。




貴重な薬。
これを無駄にしないためには、確実に打ち込まなくてはいけない。




珠「…これは、私が打ち込みます。」



『え…?』






3人は固まる。
それは…どういう事だろうか。



珠「皆さんに聞いて欲しいことがあります。
私が何を言おうと、聞き入れていただきたい。
愈史郎、いいですね?」


珠世が真っ直ぐ愈史郎を見る。
愈史郎は珠世により鬼となった身。
主人が何を思っているのか、分かっているようだった。
とうとうこの時が来るのかと目を閉じる。


愈「…はい。…珠世様。」




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