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太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第32章 報告と離れ


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「…で?
俺たちは何すれば良いんだ?」


目の前の状況に泰葉は青ざめる。
昼食を済ませて泰葉の家に向かったまでは良いが、泰葉の家の前には、柱達。
まさかの天元までいる。


「こ…これは…」

杏「人手が必要だったからな!来れる者はと募ったのだ!
そしたらなんと、みんな来てくれた!」

はっはっはっと笑う杏寿郎を恨めしそうに見る泰葉。

「こんな事に柱の皆さんのお時間をいただくわけにはいきません!
地道に運びますのにっ!」

泰葉が、杏寿郎に抗議していると、行冥が口を開く。

行「気にするな。ここには来たい者が来たのだ。
大きな家具を運ぶには筋肉強増につながり、ここから煉獄家への往復は体力向上にもつながる。
そう思って、手伝わせてくれ。」

柱達はそうそう、と頷いてくれた。


「…ありがとうございます。
では、よろしくお願いします。」




そうして、泰葉の引っ越し作業が始まった。

泰葉、しのぶ、蜜璃、千寿郎、咲子は泰葉の家の方を。
その他男性達は大きな家具や、纏まったものを運ぶ事になった。


咲子はゾロっと揃った柱達を見て驚いた。
何より、圧がすごい。

でもそこは流石、咲子。

咲「あらー…美男美女揃い。」


ぽっと頬を赤らめていた。



泰葉達は着々と衣服をまとめていく。

し「泰葉さんは着物も似合うけど、洋装も可愛いわよね。」
蜜「本当に!でも、袴姿も好きだなぁ〜!」
咲「煉獄家の皆様からいただいた着物もどれも似合ってたのよー!」
千「早く、僕の選んだ着物も着て、お出かけして欲しいです!」

千寿郎は荷物をまとめるのと同時進行で掃除をしている。

「もう、みんなそんなに褒めてくれても何も出してあげられないわよ。」

泰葉はため息をつきながらも照れていた。



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