• テキストサイズ

太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第30章 太陽の瞳



杏寿郎と別れた泰葉は、眠れるはずがなかった。



好き…
好きだって。
駅で会ったあの日から。
どうしよう、嬉しい。
夢じゃないよね?明日から恋人…?

心臓はドッドッドッドッと速く脈打ち、全身熱ってしまい布団に入れたもんじゃない。
唇は何度も重ね、まだ杏寿郎の唇の柔らかさが思い出される。



杏寿郎さんも、あんな顔するんだ。
大人…だったな。
5歳も下だと思っていたが、自分にその分の余裕などあったものではない。



というか、私4日も眠ってお風呂にも入っていない…!!

臭っていなかっただろうか…あんなに近くに顔があったのに…!
明日聞いてみよう!
いや、臭かったとか言われたらどうしよう。
知らぬが仏かしら。



そして、杏寿郎さん、結婚を前提にって言ってた⁉︎
槇寿郎様も、千寿郎くんも許してくれるかな…。



それよりも、全身の火照りが治らない!
早く冷めて!!






/ 1005ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp