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太陽の瞳 【鬼滅の刃】

第16章 歓迎会




しかし。
泰葉は困っていた。

蜜璃は同性なので、気にせず首に腕を回す。
しかし、蜜璃の身体はなんとも悩ましかった。
なんと言っても胸元。
皆と同じ隊服なのか?と疑問に思うようなデザイン。
胸元は第一ボタンは閉じているが、第二第三ボタンは存在していない。
豊満な胸がほぼ見えてしまっているのだ。
これは、隊服の意味を成しているのだろうか…。


(なんとしてでも、触れないようにしなくては…
他の男性陣はこの服装になんとも思ってないのかしら…?)


そんな事を考えていると、蜜璃が立ち止まる。

蜜「泰葉ちゃん、大丈夫⁉︎
具合でも悪くなっちゃった?揺れすぎたかしら。」


心配そうに見つめる蜜璃。
泰葉は、自分が一番下心があったんじゃ無いかと恥ずかしくなる。

「違うんです…
あの、お胸に触れてはいけないと思って…」

そう言うと、今度はぎゅむっと顔に押しつけられる。

蜜「優しいのね!そんな事を考えてくれてたなんて!
大丈夫、気にしないで!」


そして、また走り出す。
泰葉は今度は窒息との戦いになった。




ーーーーーーーーーー



しばらく走り続けると、竹林の中に佇む屋敷が見えてきた。

宇髄邸だ。



門の前には3人の嫁達が出迎えていた。


須「天元様ぁ〜!!!」


須磨が手を振っている。
柱たちはスピードを緩め、門の前に着いた。
蜜璃にそっと降ろしてもらうと、泰葉はやっと空気を吸う事ができた。


ハァハァと息をしていると、ガシッと両手を掴まれる。


何事かと思うと、目の前に黒髪の女性がキラキラと目を輝かせていた。


須「貴女が泰葉さんですか⁉︎
天元様より話は聞いています〜!!
本当にかわいい〜!!」

ま「須磨!離れな!困ってるだろ!」


泰葉は少し驚いたが、すぐに挨拶をした。

「初めまして!西ノ宮泰葉と申します。
宇髄様にはお世話になっております。」


深々と頭を下げると、優しい声で頭を上げてと言われる。

その声の主は3人の嫁の1人、雛鶴だった。


雛「私は宇髄の妻の雛鶴です。
そして、こちらがまきを。
その隣が須磨でございます。」

天「俺の自慢の嫁達だ!
仲良くしてやってくれ!」







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