I don’t want to miss a thing.
第2章 …Please, don't stop the love.
タカちゃんの指が下着越しに秘部の割れ目にそって上下すれば、再びビクンッと跳ねる私の身体。
「………凛子、濡れてる。」
「…やっ……そんなこと…あっ……言わ…ないで…」
「…ハハッ、さっきのお返しってやつ。」
「…!?」
タカちゃんの言葉に恥ずかしくて顔を背ければ、足の付け根にねっとりとした熱い感触。
驚いてそちらを見遣れば、こちらを見上げながら、下着のラインに沿って、そこをペロリと舐め上げたタカちゃんと瞳があった。
「…ちょッ…タカちゃん!?」
「……ん?どうした?」
驚く私をよそに、タカちゃんは下着を剥がすと、私の秘部を指で広げながら、その湿った舌をゆっくりと上下に這わせた。
「………やめっ……あんっ…そんなとこ、きたなっ…いっ……」
ゾクリと強い快感が背筋を伝えば、腰がひとりでに浮いていく。
「……あぁっ…やっ…はぁんっ……や、タカちゃっ!…」
「………下、舐められんの嫌?……でも凛子…お前、そんなに腰浮かせてよがってさ…すげぇ気持ちよさそうな顔してんじゃん。…俺、やめた方がいい?」
「…ぁっ…タカちゃっ…やぁっ…恥ずか…しいっ…」
意地悪な笑みを浮かべたタカちゃんと、あまりの気持ちよさに涙がにじむ私。
そうすれば、じゅうっ…と吸い付くようにプクッと膨らんだ敏感なところを強く吸われて、身体中に電撃が走るかのような強い刺激がこの身を襲った。
「…あっ…………だめっ…あっ…!…タカちゃっ……も…ソコ……ダメだってばっ……あぁんッッッ」
波打つような強い刺激が全身を駆け巡って、自分でも驚くくらい全身がガクガクと震え出せば、暫くして、甘く痺れるような余韻が身体中を支配した。
「……………はぁっ…はぁっ……」
短距離を走ったわけでもないのに不思議なくらい息は上がっていて、一気に脱力すると全身が気だるい感覚に包まれる。
「………凛子、もしかしてイッた?…お前、初めてなのに感度良すぎ…。」
「……タカちゃんが意地悪するから。」
私の足の間から、半分驚いたような半分嬉しそうな妙な表情を覗かせているタカちゃんの顔を、左足でゲシッと軽く蹴っ飛ばせば、タカちゃんは「ハハッ、悪かったって。…でも、よかったろ?」なんて言ってまた艶っぽい瞳で笑った。