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I don’t want to miss a thing.

第2章 …Please, don't stop the love.



『……だよな……帰ったら、” プレゼントはワ・タ・シ♡ ”って裸にリボンだらけの凛子ちゃんがえっろいポーズで待ってんだよな!』

『…リボン掛けもいいけどよー、裸エプロンで玄関開けたと思ったら、チョコ身体に垂らしながら” ダーリン、お味はいかが…?♡ ”とかいうシチュエーションもイイだろ!』

『おっまえ、パー、もうそれはヤベェ奴!!!最高!!!』

『なんなら、全裸で乳首にホイップクリームでハートマーク書いて待っててくれてもいいな!!!』

『……凛子さんが、裸エプロン……チョコ……リボン………ホイップクリーム…………』

『…オイ、マイキーパー!それから千冬も!テメェら、人の彼女で変な想像してんじゃねぇぞ!』

2人で盛り上がるマイキーとパー、それから顔を真っ赤にして宙を仰ぐ千冬の頭を、ファミレスのメニューでスパンッ!スパンッ!スパンッ!と叩けば、『お、3コンボ!なんかソレ楽しそうだな!』なんて場地がニカッと笑った。


「…ハハッ、何回思い出しても、アイツらアホすぎんだろ。」

まぁその影響であんな夢見ちまった俺も大概だけど…

なんて、俺は苦笑する。

ルナとマナは近所の友達の家でチョコ作りをするんだなんて張り切っていたので、今日の予定は幸いにも、凛子と2人キリ。

裸エプロンとかそんなラッキーシチュエーションは起こらねぇとは思うけど、


” ……タカちゃん、私ね……タカちゃんにだったら、どんな事されたって構わないと思ってるよ? ”


なんて、あんなん言われちまったら、そういう展開になるのを少し期待しちまうのも確かなわけで。

…凛子なりに俺の事誘ってるってことでいいんだよな?

なんて考えれば、再び下半身に集中していく熱。

「……やめだやめ、明日のためにも、今日はちゃんと寝とかねぇと。」

いざとなった時に寝不足で使いモンにならねぇ、なんて事になったら一生笑いモンにされかねない。

俺は、一度手洗いしたパンツを洗濯機の中に放り込む。

そして部屋に戻ると、悶々とした気分を落ち着かせるように深呼吸を繰り返してから瞳を閉じるのだった。

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