第16章 霞ゆく光、産屋敷家との出会い

そして、柱合会議まで日が迫る中───

那田蜘蛛山と呼ばれる山にて、
十二鬼月が出没している可能性があると
杲から情報を得たふみのは
一人その山に出向いていた。





ふみのはその柱合会議にて、
八名の柱、耳飾りをつけた少年と
その妹に出会すのだった。


その少年との出会いにより、
ふみのと杏寿郎の絆が
また少しずつ突き動かされていく───