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火光 − かぎろい − 【鬼滅の刃 / 煉獄杏寿郎】

第3章 生き残った一人の少女




それを見た瑠火は、そっとふみのの頭を撫でる。

「…辛い時はたくさん泣いていいのですよ」

その姿がみちと重なる。

ふみのは強張った体をゆっくりと起こして、
瑠火にしがみつき、泣き崩れた。

瑠火はしっかりとふみのを抱き、
ふみのが泣き止むまで、
ずっと背中を撫で続けた。





部屋の襖の前で、
一人の少年が心配そうに襖を見つめていた。

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