• テキストサイズ

火光 − かぎろい − 【鬼滅の刃 / 煉獄杏寿郎】

第13章 片想い − 恋咲く −




 初めて彼の瞳を見た時

 感じた

 あの感情



 淋しさと侘しさが

 静かに混ざり合うような

 深い悲しみの色



 ああ

 この人も

 自分と

 同じような

 目をしている─────






 深い水の底を流れるような

 紺青色の瞳に

 あたしは釘付けになっていた






 もう気付いた時には

 惹かれていたんだと思う



 “冨岡義勇”という人間に─────



/ 545ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp