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【ツイステ】クルーウェルの夢女子が妄想を書くだけ

第2章 (短編)クルーウェル様でも嫉妬する


エース「やっぱガレイシア先生の教え方わかりやすいわ。教師目指せばよかったのに〜。」



トラッポラくんは頬杖をつき、ペンを回しながら言ってくる。
一方スペードくんは熱心に私の話を聞いている。



デュ「エース、集中しろ。せっかく時間を割いて教えて貰ってるんだ。」


エマ「いいのいいの。これでもトラッポラくんは意外と話聴いてるから。」


エース「そーそ。だから続けてよガレイシアせんせ。」


エマ「はいはい。…続きはあぁ、この薬草なんだけど扱う時の注意点は覚えてるかな?…」



スペードくんは大事そうなことをメモしている。まぁ、そこはテストに出なさそうだけど…。
トラッポラくんもメモは取ってないが私の髪をいじりながら、私の話を聞いている。最初の時よりはマシだ。


そう、この2人の勉強会に付き合うのはこれが初めてではない。2人が新入生として入学し、中間テストの点数が悪かったのか、時々私が生徒に魔法薬学を教えているという噂を嗅ぎつけたのか、管理人室まで頼みに来たのがきっかけだった。
今では定期テスト、小テストがある度に頼みに来る。私もそこまで暇ではないのだが…。



エース「あ、先生。ここもう1回教えて。」


エマ「わかったからちょっと待って。」


正直、クルーウェル先生に教えてもらった方が早い気がするけど…まぁ、いいか。
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