第4章 (長編)先生との馴れ初めは?
#NAME1「なに?トラッポラくん。私これからクルーウェル先生探しに行かないと行けないんだけど…。」
苦笑いをしながら先生は扉へと向かっていた。でも…
監督生「クルーウェル先生なら薬品庫に行って戻ってくると思うので待ってた方が確実に会えますよ?」
#NAME1「え、そうなの?」
エース「よく言った監督生((ボソッ…」
エースには協力したつもりはないが、これで先生も二度手間にならなくて済むはずだ。
うーん、と悩んでいた先生だが大人しくいつも生徒が座る椅子に腰掛けた。
#NAME1「じゃあ少し待たせてもらおうかな。」
デュ「そういえば最近新種の薬草を育てて忙しかったんですか?」
#NAME1「そうなの、サムくんから譲ってもらったんだけど最近見つかったものだから育て方から育つまで大変だったの。」
どうやら最近会えない理由はそれでもあるようだ。
グ「色々大変なんだゾ…。」
確かに大変だ。なんたって全校生徒が使う薬草はこの#NAME2先生が1人で作っているのだから。相当体力を使うだろう。
エース「そういえばさぁ、先生。俺前々から聞きたいことあったんだけど。」
#NAME1「だいたい予想がつくよ。トラッポラくんの顔を見れば。」
うん、この顔は本当にわかりやすい。私も質問の内容はだいたい予想がつくが、実は私も2人のことは気になっている事だ。
だから、エースが聞いてくれた方が好都合なのだ。
エース「じゃあさっそく質問!クルーウェル先生との馴れ初め聞かせてください!」
デュ「お前…諦めてなかったんだな。」
先生はやっぱり…と頭を抱え、また私たちに顔を向けた。
#NAME1「はぁ、まぁ減るもんじゃないし…。クルーウェル先生が帰ってくるまでだよ。」
エース「よっしゃ!」
3人と1匹は先生の前の席に集まり、話を聞くことにした。
これはクルーウェル先生と#NAME2先生の出会いの物語…。