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【ツイステ】クルーウェルの夢女子が妄想を書くだけ

第2章 (短編)クルーウェル様でも嫉妬する


『クルーウェル様でも嫉妬はする』



”クル「ガレイシア先生、丁度良かった。今度の魔法薬学で使う薬草のリストです。いつも通り前日までに用意しておいて頂きたい。頼みましたよ。」”



クルーウェル先生にそう頼まれ、私はリストを見ながら魔法で薬草の収穫をしている。
ここナイトレイブンカレッジの薬草は種類が豊富で中には危険なものもあるため、薬草の専門家である私しかこの温室にはいない。万が一生徒が入ってこようとしても私のユニーク魔法で簡単には入れないので安全。唯一入れるのはこの学園の教師陣だろう。



エマ「ふぅ、こんなものかな。」



リストを再度確認し準備をしたところでさっそく薬草を魔法薬学室へ持っていく。


─コンコン

エマ「クルーウェル先生、いらっしゃいますか?」



軽くノックをしたが不在のようだ。



エマ「いないみたいだし、メモと薬草だけ置いて戻ろうかな。」



私も待っていられるほど暇ではない。どんどん薬草を育てて学園のためにならないといけない。次の準備を進めないと…。

薬草は種類ごとに瓶に詰めて、光が苦手な薬草には布をかけた。あとはメモを残してっと…。



エマ「あぁ、そうだ。今日新種の薬草植えるんだった。せっかくサムくんに譲ってもらったから試してみないと。」



そして私は魔法薬学室を後にした。






エース「あ、ガレイシア先生ー。」


エマ「トラッポラくん、スペードくん、こんにちは。」



1年生のトラッポラくんはよく魔法薬学についてスペードくんと質問に来る。一応私もこの学園で薬草の管理人として働いているので学生レベルの薬学なら教えられる。



デュ「すみません、ガレイシア先生。期末テストがそろそろ近いので教えてもらいたくて…。」


エマ「全然大丈夫。クルーウェル先生よりかは教えるの上手くはないけど、知ってることは教えるよ。」



なぜクルーウェル先生ではなく、私に質問に来るかと言うと、2人曰く私の方が優しいからだそう。
確かクルーウェル先生は厳しいから覚えたくても覚えられないんだとか…。本人には言えないけどね。



エース「それで今回ここの範囲なんだけど」


エマ「あぁ、そこね。ここは…」

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