第6章 歓迎の宴
るる「皆さんが平和な世の中を実現するためにたくさん考えてたくさん戦って…。500年後の日ノ本は平和な国になったんですよ。」
信長「…そうか。」
いつの間にかみんなが集まってるるちゃんの話を聞いている。…あ、政宗はまだ寝てたけどね。
るるちゃんの話をみんな熱心に聞いていた。
私は歴史なんて分かんないけど…。確か佐助くんが本当の歴史とは違うって言ってた。でも歴史が変わったとしても、ここにいる人たちがきっといつか平和な世の中を創りあげてくれるって信じてるよ。みんないい人たちだから。
秀吉「信長様っ…。グスッ。」
信長「秀吉…。あまり飲みすぎるな。」
秀吉「私は信長様の右腕としてっ…。グスッ。」
あーあー、どうしたの。なんで泣いてるの?さっきまで機嫌よく信長様にお酌してたじゃん。
光秀「秀吉は飲みすぎると少し厄介だ。」
るる「そうなんですか…。」
少しどころかだいぶ厄介に見えるけど気のせい?信長様が無表情になってるよ。
三成「家康様、お酌します。」
家康「いいからお前はおとなしく座ってろ。」
三成「…あ。」
家康「はぁ…。」
あら、こっちも大変だね。家康さんの眉間にしわが寄って怖い顔になってるよ。
るるちゃんと家康さんがお酒がこぼれちゃったところをお掃除。
三成「申し訳ありません…。何かお手伝いを…。」
家康「もうお前は何もしないでいいから。二次災害が起きる。」
三成「…?」
あ、三成くん絶対意味分かってない。
るる「はい、三成くん。てぬぐい。」
三成「ありがとうございます。」
あ、そろそろ宴はお開きかな。みんな片付けはじめてる。