第6章 歓迎の宴
光秀「ああ、褒めてるぞ。」
なんか光秀さんって意地悪な人だな…。
秀吉「こーら光秀、るるをからかうんじゃない。…今まで疑って悪かった、るる。」
るる「いえ、これからお世話になります。」
秀吉「これからは何かあったらすぐに言えよ?話し方も楽な話し方でいいからな。」
るる「うん、分かった。」
政宗「秀吉は世話焼きが趣味だからな。」
秀吉「趣味じゃねぇ。」
光秀「さっきも甲斐甲斐しく三成の世話を焼いてたじゃないか。まるで母親のようだったぞ。」
秀吉「光秀まで…!」
仲良しなんだなぁ。話しにくいと思ってたけどそうでもないな。あ、三成くんが来た。
三成「るる様にお茶を…。」
三成くんがやって来てお茶を淹れようとするけど…。
三成「…あれ?」
家康「俺がやる。」
家康さんがやって来て三成くんから急須を取り上げ、テキパキとお茶を淹れた。
家康「はい。」
るる「あ、ありがとうございます…。」
三成「家康様、ありがとうございます。」
家康「お前が茶を淹れると茶葉が無駄になるから淹れただけ。」
そっけなく言い、家康さんは元の場所に戻っていった。
しばらく宴を楽しんでいると信長様に呼ばれた。
信長「るる、来い。」
るる「はい。ルナ、ちょっと行ってくるね。」
ルナに声をかけ信長様のところへ向かう。
信長「貴様がいた500年先のことを聞かせろ。」
るる「はい。えっと、500年先では…。」