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イケメン戦国〜私の居場所〜

第5章 安土城にて


***

るる「お待たせしました。」

私はショルダーバッグを持って広間へ戻って来た。

信長「なんだそれは。」

るる「今から説明しますね。」

ショルダーバッグの中身を畳の上に出していく。スマホ、家の鍵、本、タイムスリップする前に行ったコンビニの袋、その袋の中にはペットボトルのお茶とルナのカリカリ、そして私の大好きなチョコレートが入っている。

信長様たちはそれらをじっと見つめている。皆さんからしたら珍しい物ばかりなんだろうな…。

信長「これはなんだ。」

信長様がスマホを指差した。

るる「これはスマホと言って、えっと…。離れたところからでも連絡を取り合えることができます。」

光秀「ほう、便利な物だな。」

るる「他にも色々できるんですよ。例えば…。」

スマホの電源を入れてバッテリーを確認する。…72%。カメラアプリを起動する。

るる「皆さんここに並んでもらえますか。」

秀吉「何をする気だ。」

るる「怪しいことはしません。あとで皆さんびっくりしますよ。」

家康「怪しい物ばっかり出しといてよく言うよね…。」

政宗「面白そうだから早く並ぶぞ。」

みんなが並んだのを確認して、スマホの裏のカメラを指差す。

るる「皆さんいきますよ。ここ見てください。」

パシャッ

るる「はい、終わりです。これ見てください。」

今撮った写真を見せる。

政宗「これは絵か?」

三成「絵画にしては出来すぎですね…。」

るる「これは写真と言って、その瞬間を写した物です。あ!あとは…。」

某自撮りアプリを起動する。

るる「じゃあ…。秀吉さん、こっちに来てください。」

秀吉「今度は何をするんだ。」

るる「見てください。」

秀吉さんがスマホを覗くと…。

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