第4章 タイムスリップ?!
どうしよう。言ったほうがいいのかな…。多分言っても信じてくれないだろうけど…。正直に言おう…!
るる「私はこの時代の人間じゃないんです。私は…500年後の未来から来た人間なんです!」
信長・三成「…は?」
信長「面白い。これほどのたわけ、初めて会った。」
三成「火事に巻き込まれて怖い思いをしたせいでしょうか。おいたわしい…。」
やっぱり信じてない!でも他に説明のしようがないよ!
るる「私は本当に500年後の未来から…!」
三成「どうか落ち着いてください。るる様。まずはお召し物の替えを配下の者に用意させますね。煤(すす)で汚れてしまっています。」
るる「あ、ほんとだ…。」
着ているシャツとスカートは煤で黒くなって、ところどころ焦げてしまっていた。結構お気に入りだったんだけどなぁ…。
三成「身なりを整えれば、お気持ちも落ち着くはずですよ。」
るる「あ、ありがとうございます。」
三成「では参りましょう。」
そうして私は三成さんに連れられてその場をあとにした。