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イケメン戦国〜私の居場所〜

第4章 タイムスリップ?!


***

やっと気持ち悪いのおさまった…。何だったんだろう、あれ。っていうか暑くない?何かパチパチって聞こえる…。

目を開けると…炎。

え?何で?私たち外にいなかった?ここどこ?あの男の人は?

ルナ「にゃあ!にゃあ!」

猫の鳴き声が聞こえて隣を見ると、キャリーバッグがあった。中にはちゃんとルナもいる。

るる「ルナ!良かった。早くここから出ないと…。」

キャリーバッグを抱えたとき、先の方に柱にもたれかかっている人影を見つけた。

るる「あ…。」

声をかけようとしたそのとき、別の人影を見つけた。その人は棒のような物を持っている。棒が炎に照らされ先端がキラリと光る。

るる (棒っていうか…。刀?!)

刀はもたれかかっている人に一直線に向かっていく。

るる「危ない!!」

咄嗟にそう叫んだ。すると刀を持っていた人は素早く姿を消し、柱にもたれかかっていた人は身体を起こし、こちらを見る。

??「何だ貴様は…。」

るる「自己紹介はあとでします!立って!今すぐ!ここから出ないと!」


キャリーバッグを抱え直し、私たちは出口へ向かった。
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