第4章 - アメリカからの転入 -
青峰side
今日は転校生が来る。
それを教えてくれたのは、今俺の横に立っているこの女、桃井さつきだ。
学園長室の前でたまたま会話を聞いたらしい。
こいつとは小さいころからの幼馴染で、今でもよくからんでくる。
さっき担任の坂木とかいう女教師が教室に入ってきた。
それに続いて入ってきたのは、見覚えのある・・・・・・あいつらか・・・。
2人は昨日と同じように自己紹介した。
坂木は「それじゃあ・・・」と教室内を見渡した。
・・・ゲッ・・・いやな予感・・・
思った通り、2人の席は俺の横とその前になった。
なんでこんな日に限って2つ並んで席がおいてあんだよ。