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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第8章 重たいので…


*


家に戻ると、今度は外でコウちゃんと話していた。



「こ、コウちゃ…」(あ…ちょっと…今話しかけちゃダメなやつだ…。)

「…先に家に戻ってましょうか。」



シュウさんも察したのか、そう言ってくれた。



「…」(コウちゃん…なんかもの凄くイラついてる…。)



家に入ると、イチさんがお菓子を食べていた。



「あっ、おかえり~!ねぇ!俺の好きなやつ買ってきてくれた?」

「はい、桃ジュース。」

「やった~!!ありがとう!」

「!…イチさんは桃が好きなんですか?」

「そ~!桃の炭酸水とかめっちゃ好き!」

「へぇ…!」(なんか意外…。)



幸せそうに桃ジュースを飲んでいるイチさん。



「コウさん、凄いイラついてましたけど、どうしたんですか?」

「ん~、なんかあの女の子ずっと家の前にいたみたいで、インターホン何回も鳴らしてきて、コウちゃんが出て…今10分くらい話してるかな~。」

「長いですね…。」

「そんなに…。」(大変そう…。)
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