第8章 重たいので…
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家に戻ると、今度は外でコウちゃんと話していた。
「こ、コウちゃ…」(あ…ちょっと…今話しかけちゃダメなやつだ…。)
「…先に家に戻ってましょうか。」
シュウさんも察したのか、そう言ってくれた。
「…」(コウちゃん…なんかもの凄くイラついてる…。)
家に入ると、イチさんがお菓子を食べていた。
「あっ、おかえり~!ねぇ!俺の好きなやつ買ってきてくれた?」
「はい、桃ジュース。」
「やった~!!ありがとう!」
「!…イチさんは桃が好きなんですか?」
「そ~!桃の炭酸水とかめっちゃ好き!」
「へぇ…!」(なんか意外…。)
幸せそうに桃ジュースを飲んでいるイチさん。
「コウさん、凄いイラついてましたけど、どうしたんですか?」
「ん~、なんかあの女の子ずっと家の前にいたみたいで、インターホン何回も鳴らしてきて、コウちゃんが出て…今10分くらい話してるかな~。」
「長いですね…。」
「そんなに…。」(大変そう…。)