第8章 重たいので…
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コンビニに着き、飲み物をカゴに入れてレジへ…。
「お願いします。」
「はい、お預かりいたします。」
「お金、出しますよ?」
「!…いいですよ…自分で払います…!」
「いえ、私の分も買ってしまいましたし、払わせてください。」
彼は微笑み、クレジットカードを出した。
「…」(カッコいい…。)
結局あの後、女性は…ほっとした顔をして「そうですか」と答えた。
「ありがとうございました~!」
「すみません…払ってもらっちゃって…。」
「いえ、とんでもないです。」
「…」(あの女の人…まだいるかな…。)
「…それ、貰ったんですか?」
「!…え…?」
「指輪。」
「あ……そうです…なんか…外すなって言われました…。」
すると、シュウさんは笑みを浮かべた。
「良かったですね。」
「え…?」
「フフッ…。」