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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第8章 重たいので…


*


コンビニに着き、飲み物をカゴに入れてレジへ…。



「お願いします。」

「はい、お預かりいたします。」

「お金、出しますよ?」

「!…いいですよ…自分で払います…!」

「いえ、私の分も買ってしまいましたし、払わせてください。」



彼は微笑み、クレジットカードを出した。



「…」(カッコいい…。)



結局あの後、女性は…ほっとした顔をして「そうですか」と答えた。



「ありがとうございました~!」

「すみません…払ってもらっちゃって…。」

「いえ、とんでもないです。」

「…」(あの女の人…まだいるかな…。)

「…それ、貰ったんですか?」

「!…え…?」

「指輪。」

「あ……そうです…なんか…外すなって言われました…。」



すると、シュウさんは笑みを浮かべた。



「良かったですね。」

「え…?」

「フフッ…。」
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