第7章 不可能
「じゃあ、私達はそろそろ帰りますね。いいですか?くれぐれも、SEXなんて激しい運動、しないように。」
「!…//////」
「ん…。」
「じゃあイチ、帰りますよ。」
「は~い、じゃあね、コウちゃん、菜月ちゃん。」
イチさんとシュウさんは帰り、部屋には紘太さんと2人きりになった。
「今…何時ですか…?」
「7時。」
「…」(どうりで……鳥の鳴き声が…。)
外もやけに明るい。
「…」(お風呂入りたい…。)
どのみち、この怪我じゃお風呂には入れない。激痛が襲ってくるだけ…。
「菜月。」
「…はい。」
「……いや…なんでもねぇ…。」
「…?」