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彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第1章 出会い


「っ…ぁ…。」


彼の容姿に圧倒されてしまった。


「…何?」

「…!あ…えっと…リョウの…元カノさんが…ここにいらっしゃると…聞いたんですけど…。」(名前…なんだっけ…!?)

「…誰?」

「あ…えっと……あ…!り、璃乃さん…!って…。」

「……あぁ、あの女か。」

「!…」(いる…のかな…?)

「…入れば?」

「え…あ…いえ、あの…着替えだけ…渡していただきたくて…。」


着替えの入った紙袋を差し出すも、受け取ってくれなかった。



「…聞こえなかった?入れよ。」

「!……お、お邪魔…します…。」



彼は私が入るまでドアを支えていてくれた。家の中は薄暗く、遮光カーテンがあるからか光も入ってこなかった。



「っぁ…あぁ……お願い…っ……もっとぉ…!♡♡」

「!?…」

「…ふーっ…。」



驚いてしまった…。

リビングには裸の女性が白い布で目隠しをされ、膝をついたまま紐で縛られていた。彼女の下部の口にはローターが突っ込んであり、気持ちよさそうに体を震わせていた。



「っ…!」(これが……璃乃さん…?)



私は怖くなり、一歩後ろに下がるも、さっきの男性が立っていた。



「っ…!?」

「…どこ行く気?」
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