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彼が異常ですが怖いので何も言いません。
第12章 【番外編】 東雲紘太という男
「早く食え!!」
今度は位置をずらされ、テーブルに顔を押し付けられた。
「っ…!!」(この机…っ…。)
押し付けられて気づいた。このテーブルは鉄で出来ている。たちまち、額から流れてくる赤い液体。
「…は…い…。」
「ふんっ!それでいい。」
”殺される”
コイツは、子供だろうと関係ない。
「おえぇっ!!」
俺の嘔吐物を見て気分を悪くしたのか、吐き出す者が出てきた。それを見て、同じように押さえつけ、怒鳴りつけるそいつ。
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