• テキストサイズ

彼が異常ですが怖いので何も言いません。

第2章 異常な愛


「…こう…た…って…お兄さんの名前…ですか…?」

「そう。」

「…」(紘太さん……。)


音が鳴り、洗濯機が止まった。ちょうど洗濯が終わったらしい。


「…風呂、入れば?」

「!…」

「…」


私は頷き、お風呂場へ向かった。



「…」(死んでない…よね…。)



鏡の前に立ち、体を確認していると、ドアが開いた。



「!…」(ビックリした…。)

「着替え、入ってるから勝手に取れ。着てたやつ入れといて。」

「あ……はい。」

「ん。」



すると彼は玄関に向かった。



「あ…の…。」

「…」

「どこ…行くんですか…?」

「…コンビニ。」

「あ……。」



彼は振り向きもせず、玄関のドアを開け、家を出た。



「…」(も…しかして……今なら逃げられる…?でも…見つかったら…殺される…よね……でも…怖いし……よし…!)











"逃げよう"
/ 162ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp