第10章 溺愛
「こ…コウ…ちゃ…っ…!!//////」
「んっ…!」
いつもより激しい。ぐちゃぐちゃにされて、頭が真っ白で何も考えられない。
「なぁ、愛してる、愛してる、殺してぇぐらい…愛してる。」
そう言い私の首に手をかける。
「んっ…ぅ……!」
そのままキスをされ、また激しく腰を動かす彼。私はいつも間にか意識がとんでいた。
*
「ん…っ…。」
目が覚めると、家には誰もいなかった。
「…コウちゃん…?」
なんだか外が騒がしい。白い街灯の明かりしか見えないはずなのに、赤い光が見える。
「!…」
嫌な予感がする。私は急いで外に出た。