第5章 合同任務
金蔵は生唾を飲み込むと二つ返事で同室の許可を出してくれたのだった。
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一方、二人とは違う部屋に通された錆兎はと言えば。
「………ここは、部屋って呼べるのか?」
何も無い殺風景な部屋に思わず毒づいてしまう。
これはまるで、牢獄のような……
「お前ら、ついてないな」
「あんたは?」
「俺は平助(へいすけ)。ここの見張り番だ」
「見張りね……ところで、ここらでやたら人が居なくなるって聞いたけどなんか知ってるか?」
錆兎はカマをかけるつもりで平助に尋ねた。
「は?そんなの聞いてどうするんだ?」
やはり、のらりくらりと躱されるか。
「そんなの、ここにいる時点で意味ないだろ」
平助はニヤリと笑いながら、そう答えた。