第5章 合同任務
幸い使用人の監視が無かったため、冨岡が性別を偽っていることもバレずに済んだ。
「お姉様、着替えは終わりましたか?」
「終わったわ、華恋はどう?」
「私は、あともう少しなのですが……この下着をどう履くのかと……」
「下着……?」
「丈の短い服と履物なので、しっかり着込まないと肌が隠れなくて……」
「………」
それは、年頃の女性として大丈夫なものなのか?
華恋よりも、冨岡が頭を抱えてしまう。
「と……お姉様、どうでしょうか?」
給仕服を見に纏い、冨岡の目の前でくるりと一回転する華恋。
その際にスカートから垣間見えた真っ白な太ももに思わず赤面してしまう。
「お姉様?」
「だ、大丈夫よ。……行きましょうか」
気を引き締めなければ、これから件の地主に会うのだから。