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鬼滅の刃R18 継子指名は二人分!?

第2章 指名


少しの峻巡の後、途中まで伸ばしかけていた手を引っ込める。

「私はまだお二人のことを選べません…まだ出会ったばかりですし…」

継子になれる技量もまだ持ち合わせていない。

まだ甲にもなれていないのだ。

「「覚えてないのか…?」」

義勇と錆兎が声を揃えた。

「え?」

華恋は目を白黒させた。

「お前を見つけたのは二月前だ…」

「お前、無限列車に乗っていたんだろ?」

錆兎の発した『無限列車』に反応する。

「あぁ、あまりお役には立てませんでしたがね…」

「だが、実際お前が一両分を任されていたのは事実だろう?」

「あれは新人たちだけに任せておけなかっただけで…」

皆必死だったから。

「煉獄も高く評価していた…」

「煉獄様……いえ、炎柱様はその後は?」

「すっかり全快しているぞ。右眼以外は」

「右眼……」

やはり、回復しなかったのだろう……

「そうそう、煉獄の処置。お前がやったんだろう?隠部隊も評価していたぞ」

「どこで身に付けたんだ…?」

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